新さくらVPS(v3)にArch Linuxをインストールする
新さくらVPSではVirtioが使われているのでこれまでと少しインストール方法が変わります.
実は数日前からちまちま書いていたのですが,すごくいいまとめがあったのでそちらを紹介しておきます.
補足をしておくと,KVMのフレームワークVirtioを使っているのが原因で,インストール方法が若干変わります.
変更点については公式フォーラム,公式Wikiだと以下を参照すると良いでしょう.
- Kernel Panic
- Archbootではなく公式ISOからインストールしましょう
- インストール全般
- /dev/vdaを発見できない,GRUBがうまくインストールできない.
synapticsをアップデートしたらMBA3,1で3本指クリックできなくなった.
wicd 1.7.0系からwicd 1.7.1系へのアップデート
wicdでステルスAPに接続する
無線LANの設定について
wicd 1.7.0を使用していますが,少なくともこのバージョンでAPI(wicd-curses, wicd-client)を利用してステルスAPに接続する方法はありません.
私が知らないだけかもしれませんが.
そこでwicdで無理やりステルスAPに接続する方法を紹介致します.
wpa_supplicantに渡すencryptionにESSIDを直書きすることで可能となります.
/etc/wicd/encryption/templates /usr/lib/wicd/encryption/templates
大抵の設定ではこの2つのディレクトリに暗号化のテンプレートファイルがあります.
今回は以下のアクセスポイントにつないでみます.
ESSID: AP001 暗号化: WPA-PSK
とします.
テンプレートファイルの作成
まず上記ディレクトリにある."wpa-psk"というファイルをコピーします.仮に"wpa-psk-ap001"としましょう.
# cp wpa-psk wpa-psk-ap001
そしてその中の
network = { ssid="$_ESSID" scan_ssid=$_SCAN
を以下のように変えます.(WEPとかでも同じです.ファイル名が違うだけ)
network = { ssid="AP001" scan_ssid=1
さらに,あとで設定ツールで分り易くするために
name = WPA 1/2 (Preshared Key)
となっているのを
name = WPA 1/2 (Preshared Key) for AP001
とでもしておきましょう.
設定
つぎに上記ディレクトリ内のactiveといファイルの最後に先ほどのファイル名"wpa-psk-ap001"を追加します.
# echo wpa-psk-ap001 >> active
最後に設定ソフトやエディッタなどで設定ファイルを書き換えます.
ツールを使って暗号化を"WPA 1/2 (Preshared Key) for AP001"にしましょう.
設定ファイルは
/etc/wicd/wireless-settings.conf"
ですが書き換えるの大変なので,ツールを使うことをおすすめします.
ちなみにエディッタで変える場合は
enctype=wpa-psk-ap001
にすればオーケーです.
xdg-openで開くブラウザを設定
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